好きだ、


セリフは少ないし、特に大きな動きもない。
それでも退屈にならないのは、あの空気なのかな?
あまりにも繊細で自然な空気が流れる。
17歳のユウとヨースケ、34歳のユウとヨースケ。
そのつながりもとっても自然。こんなに違和感ないなんて。。
宮崎あおい永作博美の表情のかすかな揺れに
せつない想いがすごく心に響いてくる。
瑛太西島秀俊は、体全体から言葉にできない感情が
あふれ出てきそうな気がした。


17歳の二人のキスシーン。
34歳のヨースケがユウをぎこちなく抱きしめるシーン。
ユウとヨースケが「好きだ」の一言をやっと言葉に出来たシーン。
そのときのユウの表情。
どれも胸にじんわりと染みわたり、ドキドキしてしまいました。


石川寛監督は、台本なしの撮影をするとどこかで見て、あのやりとりの自然さに納得。
DVDでは声が全然聞こえなくて、いつもの倍くらいの音量で見ましたが・・・(^^;