題名のない子守唄


ジュゼッペ・トルナトーレ監督の最新作「題名のない子守唄」見てきました。
ショックでかいです。。。


事前情報は、簡単なあらすじと母性愛がテーマになっているということだけ。
あらすじも「家政婦として一家に入り込んだイレーナ」とあるが
家政婦になる前にすでに気分が悪くなってきて
始まってからずっと動悸がおさまらずいったん席を立ったほどだった。
色んな映画を見てきたし、なぜそこまでになってしまったのか
考えてみたけれど、映像の動きやそれに伴う音楽が
原因のはっきりしないもやもやとした不安感をあおってきたような気がする。
ある意味、ストーリーとは別のところでそんな衝撃を与えるという点で
すごい監督ってことなんだろうな。。。。。
今までの彼の映画イメージは捨ててご覧になることをお勧めします。
直視できないシーンがいっぱいありました。。


イレーナが、テアに対して行き過ぎなほど強さを教えるシーンは
ひどいと思いつつも、イレーナの過去に対する気持ちとテアへの気持ちが
痛いほど伝わってきて涙が止まらなくなりました。
とにかく色んなことが明らかになる度に、
つらさや悲しさの心の痛みで泣いてしまいます。
ラストに関しては必要だったのかなーと思ってしまいますが。。


勇気が出たら、もう一度ちゃんとDVDで見てみます。